東急リアル・エステート投資法人
執行役員
柏﨑 和義

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素より、東急リアル・エステート投資法人にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、ここに本投資法人2021年7月期の決算と運用状況についてご報告いたします。
 まず、新型コロナウイルス感染症の影響については、賃料減免等の対応は一巡しており、減収額は20217月期で11百万円となり、当初予想に比べて77百万円縮小しました。今後の安定的な賃料収入確保に向け、契約の長期・固定化を目的としたテナント対応を推進します。
 当期は、ヒューリック渋谷宮下公園ビルの取得や前期に取得したOKIビジネスセンター5号館・スタイリオフィット武蔵小杉の通期寄与等により、不動産賃貸事業収益は対前期213百万円増収、賃貸NOIは対前期221百万円増益となりましたが、前期に計上したOKIシステムセンター(底地)の不動産等売却益764百万円がなくなり、営業利益は3,981百万円(対前期557百万円減益)、当期純利益は3,540百万円(対前期543百万円減益)、1口当たり当期純利益は3,621円(対前期555円減益)となりました。1口当たり分配金は3,621円(対前期139円減少)といたします。
 また、TOKYU REIT及び資産運用会社は、「ESGEnvironment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)」及び「SDGs(持続可能な開発目標)」を重要な経営課題と位置づけており、重要課題(マテリアリティ)の特定やESGの各分野における取組みを推進してまいりました。当期には、低炭素化の推進のため、TOKYU REITの運用資産23物件において20218月より再生可能エネルギー100%電力の使用を開始いたしました。この取組みにより、TOKYU REITにおける電気由来の温室効果ガス排出量の96.1%を削減する見込みです。今後もTOKYU REIT及び資産運用会社は、サステナブルな社会の実現に向けた取組みを継続して進めてまいります。
 次期以降については、20221月期から20227月期までは東急虎ノ門ビルの増築工事に伴う減益が想定されますが、20221月期は代官山フォーラム、湘南モールフィル(底地)及びOKIシステムセンター(底地)の不動産等売却益を計上し、20227月期はOKIシステムセンター(底地)の不動産等売却益を計上し、圧縮積立金の一部取崩を充当することとして、1口当たり分配金については、20221月期は3,410円( 対前期211円減少)、20227月期は3,400円(対前期10円減少)と予想しています。
 今後もTOKYU REITは「成長力のある地域における競争力のある物件への投資」により、投資主価値の最大化に努めてまいります。
 投資主の皆様におかれましては、引き続きご支援のほど、お願い申し上げます。

2021年9月